社会人1年目におすすめ|読んでおきたい本と読み方のポイント
大学卒業後、就職して社会人になれば、学生時代にいくら勉強ができていい大学に進学したからと言って、
仕事ができる人とは限りません。
社会人には、学生時代には考えもしなかった責任やノルマがのしかかってきます。
今回は社会人4年目の私が、読んでよかったと思ったおすすめの本と、本を探す際のポイントと読み方などをご紹介します。
(少し前に読んだ本もありますので、古い本も含まれています)
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社会人1年目におすすめの本5選
①USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか (著: この本は、実は私が社会人になって初めて読んだ本です。
タイトルがかなり特徴的で気になって読んでみたというのが正直なところです。
著者はUSJの元チーフマーケティングオフィサーで、集客数の落ち込んでいたUSJをV字回復させたという内容です。
私がおすすめしたい理由は、あまり本慣れしていなくても読みやすい内容だったからです。
特に印象に残ったのは、「やろうと提案したことは、まず自分でやってみる」ということです。
社会人になって、口だけ出して何もやろうとしない臆病な大人をたくさん目にすると思いますが、
「まず自分でやってみる」という精神は大切にしないといけないと思います。
たとえそれで失敗したとしても、会社が潰れるようなことはありませんから、安心して下さい。
あんな壮大なテーマパークのUSJでも、一般企業とやるべきこと、悩んでいることは同じなんだなと共感さえできます。
②「働き方」の教科書 (著:出口治明)
https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%83%8D%E3%81%8D%E6%96%B9%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8-%E3%80%8C%E7%84%A1%E6%95%B5%E3%81%AE50%E4%BB%A3%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%A8%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC-%E5%87%BA%E5%8F%A3%E6%B2%BB%E6%98%8E/dp/4103364718
これこそ、今から働く1年目にこそ読んでいただきたい本です。
この本は、20代だけでなく、30・40・50代それぞれに向けた働き方が示されています。
タイトル通り、働き方のヒントを教えてくれるのと同時に、生き方の教科書でもあると感じました。
特に印象に残ったのは、人生において、チャンスはそれほど起きないのだから、
「人生を無駄にする行動」「済んだことに愚痴を言う」「人を羨ましいと思う」「人に良く思われたいと思う」ことはやめよう、という部分です。
1年目に読む本として、チャンスはそれほど起きないというのはなかなか珍しいかもしれませんが、
チャンスはいくらでもあると思って行動するより、この1回しかないと全力で行動するほうが、
他人よりも味わい深い人生を送れると思います。
社会人になって意外と悩まされるのが、取引相手や得意先の相手との商談で必要になる、「雑談力」です。
学生時代はグループで行動していれば、自分から進んで話をしなくてもいい環境にいた方も多いかもしれませんが、
社会人になるとそうもいきません。
仕事に慣れてからの単独行動だけでなく、先輩社員の商談同行に行った先でも、
必ずしも先輩社員が一緒にいてくれるとも限りません。
そんな中、仕事のことを何も知らない状況で、いかに沈黙を少なくできるかはその人の印象にも影響します。
この本を読んだからといって雑談力が格段に上がるかどうかは別として、雑談とは何かという初歩的な内容から、
雑談をする際の具体的なヒントが載っています。
最近は、どんなに頭が良くても言っていることがよく分からない、説明下手な人も多いといわれています。
伝え方が上手い人は、周りに、仕事ができそうという第一印象を与え、一緒に仕事をしたい!と思われるようになります。
この本は、ただ自分が伝えたいことを話すだけでは、相手には伝わりにくいという内容や、
相手にイエスと言わせる伝え方のポイントも盛り込まれていて、かなり参考になる部分が多いと思います。
⑤自分の「武器」を見つける技術 (著:池田潤)
https://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AE%E3%80%8C%E6%AD%A6%E5%99%A8%E3%80%8D%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%8B%E6%8A%80%E8%A1%93-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E6%BD%A4/dp/4864700346/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1512047406&sr=1-1&keywords=%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AE%E6%AD%A6%E5%99%A8%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%8B%E6%8A%80%E8%A1%93
社会人になると、同期ができます。
1年目はそんなことはありませんが、社歴が長くなればなるほど、同期との差が生じます。
あいつは昇進した、こいつは平に降格した…などと、怖いくらいに同期を意識する時期がやってきます。
この本は、自分の「武器」を見つけるにはどうしたらいいか、
それを活かせるようになるためにはどうすればいいかを導いてくれます。
武器なんてないと思っている人が大半だと思いますが、
武器を見つける技術を知って、武器の使い方によっては人生をも変えられます。
なるべく早めに自分の武器を見つけ、後悔しない生き方をしていただければと思います。
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本を選ぶ際のポイントと購入場所・読み方
次に、せっかくだから色んな本を読んでみたいな、なんて思った方に、
「後悔しない本の選び方」をご紹介します。
本選びのポイント
①タイトルが目についたら、まず手に取る
読書自体に慣れていない人は、まず、タイトルが気になるものを手に取ってみましょう。
購入するかどうかは、ページをめくってみて、これなら読めそう!と思ったものだけ購入すればいいと思います。
活字ばかりの難しい本をやっとの思いで読んだところで、
後には何も残りませんので、まずは読みたいと思った本から読みましょう。
②著者のプロフィールに注目
本の内容はもちろん大事ですが、自分がインプットしたい情報と、
著者の経歴がかけ離れていないかをチェックすることも大事です。
例えば、女性が社会で輝くために持っておくべきスキルを学びたいと思ったときに手に取った本の著者が、
50代のおじさんだったらどうですか?
こんな人の本、絶対共感できない!と思いますよね。
本の内容と、著者に興味を持ち、読み進めていくと、また違った読み方ができますよ。
購入場所と読み方
本の購入場所
本と言えば「本屋」という考えは捨てましょう。
本はネットでも買えます。
私はもっぱら、amazon かブックオフでしか本は買いません!
なぜかというと、値段が安く、その割に質も良いからです。
しかも、たいていの人は、同じ本を何回も読みません、なので、本は中古でも十分です。
ネットで本を買うことに抵抗がある方は、ブックオフで買ってもいいのですが、
ブックオフは在庫がないことが多く、しかもそこまで安くなっていないこともあります。
amazon なら、出品者も多く、状態も、「非常に良い」「良い」などの評価とともに、
詳細(若干のキズはありますが比較的綺麗な状態です。等)も書かれているので、そんなに心配することはありません。
しかも、amazon なら1円から出品(送料別)されているので、万が一本の内容に満足できなくてもそこまで後悔がありませんよね。
ただ、ネットだと、本の内容があまり見られないので、
一番のおすすめは、本屋で読みたいと思った本に目星をつけておき、
後でネットで探し、安ければそのままネットで購入。あまり値段が変わらないようであれば、
本屋で購入するという方法です。
本の読み方
本の読み方って?と思った方もいらっしゃると思いますが、
せっかく時間を費やして本を読むのに、読み終わって何も記憶に残っていないなんて勿体ないですよね。
そこでおすすめの読み方は、「線を引く」「メモを取る」です。
線を引くのは、読み進めていって、印象に残った部分や大事だと思った個所に線を引いて、
後から見直した時に、自分がどういう目線でこの本を読んだかが分かるからです。
線を引いた個所を参考に、その本を読んでの感想をまとめましょう。
無理に感想を書かなくても、大事な部分を抜粋して、それに対して自分はどうするか、どう思ったかをまとめてみましょう。
そうすること、ただ本を読むよりも、考えながら読めるので、内容が頭に入りやすくなります。
線を引くお気に入りのペン、まとめるノートを用意すれば、もっと本を読むのが楽しくなりますよ!
まとめ
読書は社会人に欠かせません。
だからといって、本を読まなきゃ、と意気込んで、無理に難しい本を読んでも、絶対失敗します。
ご自分で読める、読みたいと思う本から少しずつ読書に慣れていき、色んな情報をインプットしましょう。
以上、社会人1年目におすすめ!読んでおきたい本と読み方のポイントについてでした。
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