社会人1年目に知っておきたい|正しい言葉の使い方、メールの書き方
もうすぐ社会人になるけど、学生気分のままで、やっていけるのかな…?
なんて不安に思っている方、かなり多いと思います。
社会人になるからと言って、何かのスキルを身に付けようなんて、難しいことですよね。
実際、学生時代に準備をしようと思っても、
社会人になってみて仕事をしていく中で学ぶスキルも沢山あります。
そんな中でも、社会人になってから知っては遅い!失敗してからだと少し恥ずかしい思いをするような、
正しい言葉の使い方とメールの書き方をご紹介していきます。
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話し言葉と書き言葉で違いがある!?
学生のときは、なかなか年上の方と話をする機会がありませんよね。
しかも、友達と話をするとき、LINEをするとき、正しい言葉遣いで会話ができているかどうかは、微妙なところです。
さらに、自分では正しい言葉を使えていると思っていても、実は間違っていることもあります。
そのまま社会人になり、間違った言葉でお客さんと会話してしまったり、
メールのやり取りをしてしまったり…なんてことにならないように、最低限の言葉遣いは頭に入れておきましょう。
【話し言葉】 【書き言葉】
「ぜひとも」 ⇔ 「何卒」
「分かりました、かしこまりました」 ⇔ 「承りました」
「ご覧ください」 ⇔ 「ご査収ください」
「申し訳ございませんが」 ⇔ 「誠に恐れ入りますが」
「お忙しいところ…」 ⇔ 「ご多忙のところ…」
「御社」 ⇔ 「貴社」
「…と思います」 ⇔ 「…と存じます」
皆さんご存知でしたか?こんなにも話し言葉と書き言葉で違いがあるんです。
ただし、これらの言葉を使い分けられなかったからと言って、この人大丈夫?とはならないので安心してください。
ポイントとしては、書き言葉のほうが少し堅めな使い方をするということです。
例えば「ご多忙のところ誠に恐れ入りますが、何卒、本件、宜しくお願い致します。」という文章ですが、
文字で見ただけでもかなり堅苦しい言い方です。
これを話し言葉で使うと、この人丁寧すぎて話しにくいな、という印象を与えてしまいます。
なので、話し言葉は、あまり堅苦しくなく、でも丁寧な言葉遣いをしましょう。
話し言葉は、相手が長年の付き合いがある方なら、少し崩したスタイルで話せば、より相手の方と話が進む可能性もあります。
メールの書きはじめ、書き終わり(社外・社内向け)
続いて、メールの書き方です。
書き言葉は上でご紹介した通りですが、学生の頃には取引相手にメールを送る、なんて経験がありませんから、
メールを書くといっても、どう書き始めればいいのか分かりませんよね。
そこでおすすめなのが、定型文を使うことです。
メールの書き始め・書き終わりは、たいていの方が使っている定型文があります。
特に社外に対してのメールは、その人がどんな人なのかを判断する材料の1つとなります。
社会人になって仕事をしていると、メールでしかやり取りしたことのない人も大勢出てきます。
そんな人たちに対しての自分の印象は、メールの印象しかありません。
メールひとつとっても、その人の性格が現れるといいますから、メールも大事なアピールツールになります。
社外に対してのメールの定型文
〇〇株式会社 □□部 △△様いつも大変お世話になっております。 私、〇〇㈱の〇〇と申します。・・・中略・・・では、何卒宜しくお願い致します。 |
社外に対しては、
1、相手の会社名
2、相手の部署名、名前
3、自己紹介
4、要件
5、締め文
の順番で書き進めていきますが、1と2は、何度もやり取りをしている相手なら、「〇〇様」だけで済ましても問題ありません。
また、3の自己紹介も、省略しても可です。
社外に対してのメールの書き始め・下記終わりは、
書き始め:「いつも大変お世話になっております。(もしくは、お世話になります。)」
書き終わり:「宜しくお願い致します。」
の定型文を使えば簡単です。
これだけでもかなりかしこまったメールの文章になりますよね。
社内に対してのメールの定型文
〇〇さん
お疲れ様です。 ・・・中略・・・ では、宜しくお願いします。 |
社内に対しては、あまりかしこまる必要はありません。
ポイントは、「お疲れ様です。」で始め、「宜しくお願いします。」で終わるということ。
さらにメールの読み手(送信先)が複数いるときには、
誰に一番読んで欲しい内容なのか、誰もが理解できるように、文頭に「〇〇さん」とつけるとより良いでしょう。
まとめ
話し言葉と書き言葉の使い分けは、始めのうちは難しいでしょう。
しかし、使っていれば自然と慣れてくるものですので、頭に置いておいて、いざ使えるときには存分に使いましょう。
また、メールの書き方も意外と簡単です。
これ正しい言葉遣いかな?と不安になった時には、周りの先輩社員に聞いてもいいです。
そうやって少しずつ社会人という環境に慣れ、一人前に仕事ができるように頑張りましょう。
以上、社会人1年目に知っておきたい!正しい言葉の使い方、メールの書き方は?についてでした。
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