他県への転職|費用はどのくらいかかる?注意点を紹介
今勤めている会社から、そろそろ転職したいなと思った時、
今住んでいる地域で転職する方が多いと思いますが、中には思い切って他県で転職する人もいると思います。
私は地元ではない地域(名古屋)で就職し、その後東京の会社に転職をしました。
今回は、思い切って遠方での転職をする方へ、
転職活動の際に費用はどのくらいかかるのか、有給はどのくらい使わないといけないのかなどの注意点を、
私自身の体験談を交えてご紹介します。
Contents
遠方での転職活動にかかる費用
他県への転職活動は、地元や今住んでいる地域での転職活動よりも、交通費などの費用がかかります。
私は名古屋に住んでいて、東京の会社に転職活動をしていましたが、
トータルで3社面接に進み、1ヶ月で3回東京に行きました。
意外とそれだけ?と思うかもしれませんが、費用にすると、新幹線代だけで6万円以上かかりました。
さらにそれぞれの会社の最寄り駅までの交通費もかかります。
そして、私は転職活動をしていることが会社になるべくバレないよう、
夕方から面接の場合は、出勤前にスーツをコインロッカーに入れていましたので、
コインロッカー代もかかりました。
私の場合、転職活動にかかった費用はトータル約7万円でした。
もちろん、私の場合は名古屋→東京間なので、
他県と言っても、東京から神奈川への転職の場合にはもっと費用は安くなりますが、
平均すると、遠方での転職活動は数万円かかると考えておくといいでしょう。
有給はどのくらい消費する?
いくら在職中の転職活動とは言え、面接は平日の業務時間内に行なわれることがほとんどです。
中には、土日や営業時間外に面接の時間を取ってくれる企業もありますが、
そんなケースはごく稀です。
ほとんどの企業が、平日の10:00~17:00の間に面接となります。
つまり、転職活動中の面接は、絶対に半休や有給を取らないといけません。
さらに遠方への転職の場合、地元での転職活動以上に休みを取る必要があります。
私の場合、転職活動の期間は実質1ヶ月でしたが、半休を3回と有給を1回取得しました。
東京へ面接に行く際にも、面接時間を夕方16:00~や17:00~などのなるべく遅い時間にして、
1日完全に休みにするのではなく、半休を取るようにしていました。
半休と有給を消費するのは、遠方でも地元でもどちらも転職活動時には必要になります。
注意点
続いて、遠方への転職活動時の注意点をご紹介します。
複数社の面接を同日に入れる
遠方への転職は、先程もご紹介したとおり、交通費がかなりかかります。
なので、1社だけの面接、たった1時間の為に、
交通費数万円をかけて行くのはかなりもったいないです。
遠方の面接は、出来れば2~3社の面接を同日に入れるようにスケジュールの調整をしましょう。
私は最大3社の面接を、午後から一気に入れましたが、1日の面接の限界は3社だと思いました。
それ以上入れてしまうと、企業研究などが十分できなかったり、
移動時間も踏まえて余裕を持ってスケジュールを入れておかないと、
1社の面接の時間が長引いただけで、その後の面接にも悪影響を及ぼします。
さらにそれが焦りになって面接にも出てしまいます。
なので、なるべく1日2~3社の面接を入れるようにしましょう。
複数社の面接を入れる時は、移動時間にはかなり余裕を持たせておきましょう。
普段からこまめに有給を取っておく
先程もご説明したとおり、転職活動時は、どうしても休みを取らないと面接に行けません。
もし、転職活動をしていることを会社の人にバレたくないのであれば、
転職活動を始める前から、こまめに有給を使っておきましょう。
普段全く有給を取らない人が、急に週1回有給を取ったり半休を頻繁に取っていたら、
何かあるのかな?と怪しまれます。
なので、こまめに有給を取るようにしておきましょう。
支店や営業所での面接を交渉する
遠方での転職活動は、実際の勤務地が本社の場合は、本社での面接になる可能性が高いです。
ですが、もし、ご自身が今住んでいる地域に支店や営業所がある場合、
その支店・営業所での面接は可能かどうか、一度交渉してみるのもアリだと思います。
最終面接は本社で、という場合は多いと思いますが、
1次なら本社じゃなくてもいいですよ、という場合も可能性としてはゼロではありません。
一度聞いてみて、無理であれば諦めましょう。
無駄な面接は行かない
遠方での転職活動はお金も時間もかかります。
なので、とりあえず受けてみよう、ぐらいの企業は受けない方がいいでしょう。
遠方での転職活動をする際には、
お金と時間をかけてまで受けたい企業なのか、見極めてから受けるようにしましょう。
面接の練習がてら…と思うなら、近くの企業で十分です。
最後に…|転職活動の費用を抑える方法は?
遠方への転職は、費用がかかることは先程ご紹介しましたが、
特に一人暮らしの場合、一気に出費が増えるとかなりお財布が厳しくなりますよね。
そこで、少しでも費用を抑える方法をご紹介します。
新幹線を利用する時は金券ショップを使う
移動に新幹線を利用する際は、自由席を選ぶのはもちろんですが、
その他にも、チケットを金券ショップで購入することをお勧めします。
金券ショップでチケットを購入すれば、
例えば名古屋~東京間では定価より、片道400円ほど安く購入できます。
月に3回分だと考えるとこれだけで2,400円得できます!
ただし、金券ショップではクレジットカードが使えませんので、
手持ちの現金がない方は購入できませんのでご注意を…
片道だけ高速バスを利用する
面接は平日に行なわれますので、高速バスなら安ければ2,500円(東京→名古屋便)という便もあります。
例えば、行きは面接の準備もしたいから新幹線を利用して、
帰りはゆっくりでいいからバスを利用するなど、無理のない範囲であれば、高速バスを利用するのもアリです。
ただし、月~木までに面接があった場合、夜行バスを利用して帰って、
次の日は朝から仕事となると、体力的にかなりきついと思いますので、
バスを利用するのは、次の日に影響がない範囲で、お勧めします。
(私は水曜日の面接終わりに夜行バスを利用しましたが、木曜日の仕事は、眠気がひどかったです。)
まとめ
遠方での転職活動は、体力的にも金銭的にもかなりきつい部分があります。
何度も遠方に面接に行っていると、これでダメだったらどうしよう、と不安になることもあると思います。
せっかく遠方に行くからには、準備をしっかり行なって、
面接を最後までやりきりましょう。
以上、「他県への転職|費用はどのくらいかかる?注意点を紹介」についてでした。
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