【面接活用|転職して後悔しないために】事前確認の7つのポイント
何年も同じ会社にいれば、誰でも転職を1度や2度は考えたことがあるのではないでしょうか?
転職を考える理由は、上司や同僚との関係性、会社の方針、仕事内容など、山ほどありますよね。
ですが、思い切って転職しても、散々悩んで転職しても、転職したことで全てが解決するとは限りません。
転職したとしても、転職先でも、何かしらの試練が待っています。
そんな時ふと、転職しなきゃよかったかも…?なんて思ってしまう事は誰しもあることです。
今回は、転職してからの後悔を少しでも少なくするために、転職を経験したことのある私が、実体験をもとに、転職する際、面接をうまく活用しながら、事前に確認しておくべき7つのポイントをご紹介します。
事業内容について
転職する際、事前に確認しておくべきことの1つ目は、転職先の事業内容の確認です。こんなの当たり前だ!と思うかもしれませんが、大事なことです。
例えば、総合職の場合、希望の職種で入社できても、何年後かに異動になる可能性もあります。
総合商社なんかの場合には、希望していたジャンルが、異動で全く違うジャンルの担当になる場合もあり、こんなはずじゃなかったのに、なんてことになりかねません。
なので、この分野に異動になっては絶対に困る、という事業の有無は、事前に確認しておきましょう。
勤務地について
2つ目は、転職先の勤務地の確認です。
これも当たり前に確認しておくべきことですが、特に営業職の場合には、転勤は付き物ですので、転職先にどれだけ遠方の支店があるか、事前に確認しておきましょう。
また、異動の可能性についても事前に確認しておくとより安心です。
どうせ内勤だし、転勤はないだろうと思っていても、総合職なら異動の可能性はあります。異動になってから後悔しないように、事前に確認しておきましょう。
仕事内容について
3つ目は、転職後の仕事内容の確認です。
これも当たり前に確認しておくべきことですが、仕事内容は具体的に確認しておくことをお勧めします。
求人情報だけでは、具体的な仕事内容は分かりません。
おおよそこんな仕事内容だろうと思っていると、入社してから、こんなはずじゃなかったとなりかねません。
なので、仕事内容については面接で、具体的にどのような仕事をするのか聞いてみましょう。
もし面接官が、自分の希望する部署の担当者ではなかった場合には、上司となる人物や同僚となる人物に詳しい話を聞かせてもらえないか相談してみるのも一つです。
仕事環境・社風について
4つ目は、転職先の仕事環境と社風の確認です。
これはもっとも重要と言えるかもしれません。
どれだけ仕事内容が希望通りだとしても、仕事する環境が劣悪だったり、いつも社内がピリピリしていたりすると、仕事の結果にも左右してきます。
私の場合、転職前の会社は、部署内・他部署とのコミュニケーションが多く、問題が起きれば一致団結して早急に対応していましたが、転職後の会社は、社内全体のコミュニケーションが非常に少なくシーンと仕事をしていますし、問題が起きると、解決よりも犯人探し・責任逃れの風潮が漂っています。同じ業界ですが、こんなにも違うのかと驚きました。
このような仕事環境や社風は、数回の面接だけでは分からないかもしれません。
なので、まずは面接で社風について尋ねてみて、さらに可能であれば、内定一歩手前のところまで行ったら、社内を見学させてもらえないかと提案してみてもいいと思います。
働くイメージが沸きやすくなるからと言えば、快く案内してもらえる会社もあると思います。
上司と部下の関係性について
5つ目は、転職先の、上司・部下の関係性の確認です。
これもかなり重要です。
私の場合、私の部署の部長と課長の関係性がかなり悪く、まさに犬猿の仲です。目の前でそんな仲を見せられると、モチベーションが下がります。
他にも、会社によっては、部長も一般社員も関係なく意見を出し合える環境だったり、逆に、上司の命令は絶対で、上司より先に帰ってはいけない、なんて会社もあると思います。
最低限見ておくべきなのは、面接官たちの言動です。
面接では恐らく、面接官一人一人がどんな人なのか、自己紹介もあると思うので、そこに部長・課長・一般社員が集まっていれば、誰が多く発言しているか?一般社員は部長課長に気を遣いすぎていないか?などを見ておきましょう。
そうすれば、上司となる人の人柄も見えてくるかもしれません。
面接中なので、そんな余裕がないかもしれませんが、面接官のそれぞれの態度を見ておくだけでも、入社後の上司との関係性がイメージしやすくなると思います。
会社の将来性について
6つ目は、転職先の将来性についての確認です。
これを判断するのは非常に難しいと思いますが、これも面接をうまく活用しましょう。
面接で、その会社のこれからの成長、将来性について、面接官に質問をしましょう。
その答えがものすごく曖昧だったり、面接官が言葉に詰まってうまく話せないような事があれば、その会社の将来性はあまり明るくないかもしれません。
会社のこれからの動きについて
7つ目は、転職先のこれからの動きについての確認です。
これからの動きとは、会社の変化についてです。
例えば私の転職先の場合、私が入社して数カ月で人事制度が変わり、賃金制度も変わりました。それこそ、転職前には知らなかったことです。
転職してから何年か経って変化が起こるのは仕方がないことですが、転職してすぐに色々な変化が起きると、想定外な出来事に大変な思いをし、後悔することになりかねません。
なので、このような会社の変化、これからの動きについて、面接の時に確認しておきましょう。
または、これからについてはまだ分からない場合、これまでどのような変化があったのか確認してきましょう。
そうすれば、変化が多い会社なのか、一つのことを長く続ける会社なのか、入社を決める上での判断基準にもなります。
まとめ
転職先が合わなかったら何回も転職すればいいという考えを持っている方もいると思いますが、私はそうは思いません。
転職活動は、時間も労力も使います。
特に初めての転職では、次こそはと意気込みが大きく、さらに初めての経験が多いので、余計に後悔したくないと思うでしょう。
もちろん、転職回数が多いとイメージが良くないこともありますが、それよりも、1回1回の転職に込めた思いを、後悔で無駄にするのはもったいないです。
転職してから、全く後悔しないのは実際のところ難しいと思いますが、後悔を少しでも少なくできるよう、事前確認をしっかりとして、納得した上で、転職をしましょう。
以上、「【面接活用|転職して後悔しないために】事前確認の7つのポイント」についてでした。
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