一人暮らしの引っ越し、部屋探しで気をつけることは?

大学進学、就職を機に初めて一人暮らしを始める方も多いのではないでしょうか。

今回は、初めて一人暮らしをする方、今の部屋に飽きたので引っ越しを考えている方におすすめの、お部屋探しのポイントをご紹介します。

部屋を探す、何から始めればいい?

一人暮らしを始めるにあたって、初めての方は、何から手を付けたらいいのか分かりませんよね。

とりあえずネットで部屋を探してみる、なんて方も多いと思います。
まずはネットで、どんな家があるかを見てみるのもいいのですが、部屋探しに必要な情報は大量にあります。

・家賃はどのくらい?
・風呂、トイレ別?
・駅から何分?
・駐車場は?
・何畳?  …etc.
あげればきりがありません。

なので、まずはネットでざっと色んな部屋を見てみて、自分が何にこだわるかを決めましょう。

例えば学生さんなら、大学に近いことは必須、後は駅から近くて家の近くにコンビニがあればOKなんて方もいるでしょう。
他にも、OLさんなら、セキュリティ対策が万全なオートロック付きの鉄筋コンクリートのマンションじゃないと嫌だ、ということもあります。

このように、自分の絶対と思うポイントを決めてください。

ポイントを決めたら、ネットである程度候補を絞り込み、不動産屋に行きましょう。

 

不動産屋によって持っている物件に差がある?

さて、不動産屋に行こう!と思っても、実はここにもポイントがあります。
それはざっくり言うと、フランチャイズか?直営店か?によって持っている物件に差が出ることです。

これは私の実体験なのですが、引っ越そうと家の近くの大手不動産屋にフラッと入ったところ、
不動産屋の方に、「うちでは〇〇区の不動産が強いので、△△区に住みたいなら、その△△区の近くの店舗に行って下さい。」と言われたんです…

衝撃でした。

はたまた別の不動産屋に行くと、うちは全店舗直営店なので、どの店舗でも取り扱っている物件は同じですよ!」と言われました。

このように、不動産屋によっては、特定の店舗でしか持っていない物件があるので、
ネットで探した物件を取り扱っているかどうかは、事前に電話で聞き取りするのが確実です。

 

こだわりポイントの他に見ておくべきポイントは?

ご自分で絶対外せないポイントを決め、それにあった物件を探していきますが、すべて自分の望み通りの物件に出会える確率は低いと思います。

また、内装が綺麗だったり、デザイナーズのおしゃれな部屋に惹かれて即決してしまい、住んでみたら少し後悔、なんてこともあります。

そこで部屋探しの際に、絶対見ておいたほうがいいポイントを挙げます。

これさえ見ておけば後悔はないと思います。

①築年数と内装

最近よく耳にする、「リノベーション物件」。
これは、築年数は経っているけど、内装を綺麗にリフォームした物件です。

こういう物件は、内装はかなり綺麗になっていても、外装が古い可能性が高いです。

さらに、築年数がある程度経っている=建てたのはかなり前、となると、虫などの問題は大丈夫か?耐震性は問題ないか?など、
内装だけで判断せず、事前に、築何年経っているか細かく見ることが大事です。

 

②建物構造

建物の構造には、鉄筋系・鉄骨系・木造などがあります。
要は何でできているかなのですが、もちろん高さのある物件は鉄筋でできていますが、
一人暮らしの物件によくあるのが、2~3階建ての木造の物件です。

意外と構造は見逃しがちですが、ここはよく注意してみないと、住んでから後悔します。

木造物件は、かなり揺れます!

これは実体験ですが、強風が吹いたり、他の部屋の住人が階段を駆け上がったりすると、その度に家が揺れます。
特に台風の時は、揺れすぎて寝られません。

もちろん、木造<鉄骨<鉄筋の順に家賃にも響いてきますので、絶対とは言いませんが、
木造は揺れるのであまりお勧めできません。

 

③最寄り駅の電車の本数と、スーパーまでの距離

家賃が安くて好みの物件で、駅からも近くて…なんて一目で決めてしまいがちな条件の物件に出会えることもありますが、
最後に要注意して見てもらいたいのが、「最寄り駅の電車の本数」と「スーパーまでの距離」です。

1つ目の電車の本数ですが、皆さん「家から最寄り駅まで何分か」はチェックするのですが、
「最寄り駅の電車の本数」は見落としがちです。

一人暮らしを始めてする際には、その土地柄もよく分かりませんから、何線が電車の本数が多いかは分かりません。

駅から近くてかなり便利だけど、電車が各停しか止まらない1時間に数本しか電車が来ない、なんてこともあります。
なので、車の時刻表は事前にチェックしておきましょう。

 

そして2つ目、スーパーまでの距離ですが、例えばスーパーまで〇〇mと物件情報にあったとしても、
それが駅と家や大学・職場と家との位置関係からして、行きやすい場所にあるかどうかをチェックしておきましょう。

駅から家までの間にスーパーがなく、家からさらに奥に行った位置にスーパーがあると、仕事帰りに行けない、などがあります。

なので、事前にスーパーの位置を確認しておくことをお勧めします。

 

④使用しているガスの種類

これも見落としがちですが、その家で使用できるガスの種類は見ておいたほうがベターです。

都市ガス、プロパンガスがあるのですが、プロパンはとにかく料金が高いです。
これも実体験ですが、プロパンガスの物件に住んでいた時は、都市ガスだった時よりも、最大2,000円も高かったんです。

その代わり家賃が安く設定されている可能性が高いので、料理をあまりされない方はプロパンガス使用物件でもいいかもしれません。

 

まとめ

定番の部屋探しの手順から、意外と知らないポイントまで簡単に紹介しました。

自分が何にこだわるか、我慢できる範囲はどこまでかを考えながら、決して一目ぼれで部屋を決めないよう、注意しましょう!
そして、皆さんもご自分にあったお部屋を探して、快適に過ごしてください。

以上、一人暮らしの引っ越し、部屋探しで気をつけることは?についてでした。

 

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