東京で一人暮らし|社会人女性の家計事情は?貯金はできる?
地方出身者の中には、大学進学や就職で上京したいという方、多いのではないでしょうか。
テレビではよく東京のお店が紹介されたり、テーマパークが沢山あったりと、
地方出身者からしたら東京は憧れの場所です。
しかし、東京はなんと言っても物価は高いし、家賃も高いのが正直なところです。
その分遊べる場所も欲しいものもすぐ手に入ります。
憧れの東京に住んでみたはいいけど、色々と高くて生活が苦しい…。
思っていた理想とかけ離れている…。なんて事にならないように、
今回は、地方出身者で、大学時代と社会人になってからも東京に住んだことのある20代後半の私が、
東京で一人暮らしをする社会人女性の家計事情をご紹介します。
Contents
東京の一人暮らし事情|家賃編
東京で女性が一人暮らしをする場合の家賃相場は、65,000円以上と考えておくといいでしょう。
65,000円と聞くと、そこまで高くないと感じるかもしれませんが、
これは女性としての最低限の希望も満たせるかどうか微妙です。
女性なら、
・バストイレ別
・2階以上でオートロック付き
・築10年以内
・クローゼット付き(服も靴も)
などの条件を希望する方が多いと思います。
やはりセキュリティがしっかりしていて、綺麗で、服や靴がしまえるクローゼットはマストですよね。
これを全て満たして且つ、65,000円ぐらいとなると、駅から離れたり、都心からは離れて、
さらに部屋の広さは、ベッドを置いたらもうキツキツになるぐらいの可能性は大です。
ちなみに、私が大学時代に住んでいた家は
・23区内
・新宿まで電車で15分
・駅から徒歩5分
・築年数3年ほど
・広さは25㎡ほど(1DK)
・バストイレ別
で、かなり好条件の場所・部屋で、家賃は、敷金礼金等含め83,000円ほどでした。
(これは両親からの仕送りで支払っていました。)
学生にしてはかなり高めの家賃ですね。
そして社会人になってから住んだ家は、
・23区内ではなく、市
・新宿まで電車で20~30分
・駅から徒歩7分
・築年数5年ほど
・広さは43㎡ほど(2DK)
・バストイレ別、独立洗面台
で、広さと駅近を重視し、条件としては良いほうですが、
学生時代の家よりは都心からのアクセスなどの面では劣ります。
これで家賃は、敷金礼金含め94,000円ほどです。
ここまで見ると、家賃65,000円は厳しいと分かると思います。
東京は、23区内かどうか、駅近かどうかが家賃に大きく関わってきます。
私の例でも分かる通り、広さの違いが1.5倍ほどあり、
その他の条件を加えても、23区内か、市かの違いでたった1万円の差で抑えられています。
また、部屋を探す際に色々と見てきた限りでは、
駅から徒歩1~15分ほどまでなら、家賃はそこまで変わりませんが、20分を超えると、数千円の差が出てきます。
さらに女性だからセキュリティのことも考えるとなると、
オートロック付き・2回以上の部屋を探すと、またさらに家賃は高くなります。
東京の一人暮らし事情|水道光熱費編
水道光熱費ですが、これは特に東京だから、地方だからといって大きな差はないように感じます。
ちなみに私の東京での光熱費は
水道代:約2,500円(2ヶ月分)
電気代:2,500~4,000円(季節によって変動)
ガス代:約1,500円(毎晩自炊しています)
です。
東京は、水道代が2ヶ月分まとめて請求になっています。
水道光熱費で一番注意したいのは、ガス代です。
これは部屋探しの時に見ておくべきポイントですが、都市ガスかLPガスかでガス代に大きな差が出ます。
LPガスは非常に高いので注意しましょう。
例えば都市ガスで1,500円だとしたら、LPガスは同じだけ使って4,000円ほどします。
家がLPガスの場合は、ガス代が高くなるので、覚えておきましょう。
東京の一人暮らし事情|食費と消耗品編
私の場合、食費は月平均15,000円ほどです。
消耗品費は変動しますので、はっきり言えません。
食費と消耗品費に関しては、やはり東京と地方では物価が異なりますが、
一人暮らしで普通に生活していれば、食費と消耗品費がものすごく家計を苦しめる事はないと思いますので、
なるべく安く買うのが鉄則です。
なんでもコンビニに頼るのではなく、スーパーやディスカウントストア、ドラッグストアを選びましょう。
買うものによってお店を変える事はもちろん、ポイントカードやクーポンもうまく利用しましょう。
ただし、食費に関しては、外でランチを食べたり夜飲みに行ったりするとすぐに家計を圧迫します。
食費は最低限の出費に抑えるのが鉄則です。
昼食はなるべくお弁当を作ったりスーパーで買ったりしましょう。
私はたまにおにぎりを作って持って行ったり、スーパーでカップ麺を買って持って行くなどして、
昼食は1日平均200~400円ほどに抑えています。
これを毎日外食にしてしまうと、平均800~1,200円ほどですので、大きな差です。
食費に関しては、外食は最低限に抑える事が必要です。
東京の一人暮らし事情|娯楽費と交際費編
娯楽費・交際費に関しては、家賃の次に家計を圧迫すると言ってもいいでしょう。
私の場合、娯楽費・交際費合わせて月平均15,000~20,000円です。
私が一番掛けてしまう娯楽費は、服・靴・鞄などのファッションに関する費用です。
私服で仕事をしているので、季節ごとでそれなりにお金がかかります。
私はあまり同僚と飲みに行ったり、友人と出かけるなどもしないほうなので
交際費は人に比べてかかりませんが、
週1で飲みに行くなんて方は、週に3,000~4,000円の交際費がかかりますので、かなり痛いですよね。
娯楽費に関しては、なるべく不要なものは買わない。
どうしても買う場合にはネットを利用したり、セールを狙って買ったり、
クーポンやポイントを使って安く買うようにしましょう。
交際費は、無駄な飲み会に行かないことですが、どうしても付き合いがある場合には、
2次会などは断るなどして、無駄な出費を抑えることが大事です。
東京の一人暮らし事情|固定費編
固定費とは、家賃以外の通信費や保険代など、毎月固定でかかってくる費用です。
私の場合、
スマホ代(通信費・端末代含め):約1,800円
Wi-fi 代:約5,000円
保険代(生命保険・年金保険):約20,000円
を毎月支払っています。
スマホは格安SIMでかなり抑えられています。
その分、家でも外でもネットが使えるWi-fi に5,000円ほどかかっていますが、
大手キャリアのスマホ代が約8,000円(通信制限あり)と考えると、
ネットが遣い放題でパソコンでもネットが見られて、スマホと合計で7,000円弱なら
家計を圧迫しているほどではありません。
さらに保険代に関しては、少し高めで家計を圧迫してはいますが、
何かあった時と将来のための保険ですから、ここは仕方がありません。
固定費を抑えたいなら、まずはスマホのキャリアを見直すことをお勧めします。
東京の一人暮らし事情|貯金はできる?
ここまで、東京の一人暮らしでかかる様々な費用を見てきて、
かなり家計が苦しいのでは?と思ったと思いますが、実際のところ、
貯金は出来ているのか、気になりますよね。
私は、給料の手取りは人並み(平均20万円前後)ですが、
わずかながらも貯金出来ています。
ここまで見てきた費用の中で家賃・娯楽費・交際費が家計を左右する事が分かったと思いますので、
例えば家賃を今より1万抑えれば、もう1万プラスで貯金が出来るようになります。
逆に、家にもこだわりたい!好きなことにお金をかけたい!友達との関係も良好にしたい!
ということで、全く貯金せず全て使い切る方も多くいると思います。
ですが、貯金しないことも別に悪いことではありません。
人によって何を重視するかは違いますので、家計がマイナスにならない限りは問題ないでしょう。
まとめ
社会人で、東京で一人暮らしはかなりきついというのが正直なところです。
毎日、いかに食費を抑えるかを考えながら生活していますし、
好きなものを好きな時に買えないというもどかしさもあります。
それでも東京は、色んな願いがかなう場所です。
遊ぶ場所もたくさんありますし、色んな人がいるので、人脈も広がります。
たしかに一人暮らしはきついこともありますが、それでも明るく生きていくためには、
自分が可能なレベルで生活することが必須です。
後先考えず、家賃がかなり高いエリアに住んだり、毎日飲みまくるなどは絶対にやめましょう。
東京に住んで後悔した…なんてならないように、じっくり考えてから決めるようにしましょう。
以上、「東京で一人暮らし|社会人女性の家計事情は?貯金できる?」でした。
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