社内(職場)恋愛|どっちかが転職したらどうする?長続きのコツを紹介
社内恋愛で付き合っても、2人がずっと同じ会社に居続けるとは限りませんよね。
私はこれまで2つの会社で勤務経験がありますが、2社ともに社内恋愛で付き合って結婚した夫婦はいました。
そんな社内恋愛→結婚までした夫婦は多くいるのですが、夫婦どちらも未だに同じ会社に勤めているという夫婦は少ないような気がします。
どちらか片方が退職、どちらも退職ということは大いにあり得ます。
今回は社内恋愛で付き合って、どちらも転職したという経験をもつ私が、男女どちらかが転職、もしくはどちらも転職した場合、その関係を長続きさせることはできるのか?長続きさせるためのコツをご紹介します。
Contents
転職して何が変わる?
社内恋愛で付き合い、そのあと片方が転職することでそれまでとは何が変わってしまうのか考えてみましょう。
転職すると変わることは、お互いの事情が分からなくなることです。
今実際に社内恋愛をしている最中の方はよく分かると思いますが、社内恋愛は、お互いが会社に行けばいつでも相手の様子を知ることができますよね。(違う事務所にいる場合には当てはまりませんが)
例えば同じ会社であれば、お互いの勤務スケジュールを見れるかもしれません。
今日は社内いるんだ、今日は出張なのね、今日は取引先と会食か…などです。
他にも、同じ会社ならお互いの出勤日や勤務時間に大差はありません。土日休み、9:00~18:00が通常の勤務時間など、条件が一致しています。
しかし転職すると、土曜日は隔週で出勤、フレックスタイム制など、労働条件に差が出てきます。
つまり、それまで気にする必要がなかった相手の会社の事情を気にする必要が出てくるのです。
残業が基本ゼロとされている会社から、残業は月にだいたい40時間とされている会社に転職すれば、2人のプライベートな時間にかかわる緊急事態です。
長続きのコツ|片方が転職
特に片方が転職した場合には、はじめは戸惑いがあるでしょう。
これまで分かっていたお互いの仕事事情が、転職すると見えなくなります。
そんな状況でも長続きさせるには4つのことを大切にしましょう。
転職した側は積極的に話をする
転職した側は、自分のためにも、元の会社に残っている相手のためにも、転職した会社の事情を積極的に相手に話して理解してもらいましょう。
転職すると、何かと不安なことがあり、これまでとは違うストレスを抱えることもあるでしょう。
そんなあなたと同じくらい、相手も不安を抱えています。
転職した先で他にいい人がいて振られたらどうしよう。今までみたいに気軽に会いなくなるのかな?新しい会社でどんな仕事してるの?など、特に残されたのが女性なら、こんな不安を抱くでしょう。
転職先であなたが生き生きとしていたら、それを見て少し嫉妬してしまうかもしれません。
そんな不安を解消するためにも、転職したら、新しい会社はどんな会社でどんな仕事をしているのか、勤務時間は何時までで、残業はどのくらいしているのか、些細なことでもよいので、積極的に相手に話をしましょう。
聞かれない限り特に話さない、忙しいのは察してほしいなどという冷めた態度だと、何か隠しているのではないかと余計に相手に不安を持たせてしまうので、注意が必要です。
転職した側の話を聞く
あなたが会社に残った側だとしたら、転職した相手の話に耳を傾けてあげましょう。
残った側としては、相手も自分の会社の事情をよく分かっているからと、大変なことや面倒な上司の話を頻繁にしてしまいがちですが、転職してしばらくは相手のほうが苦労が多いはずです。
自分の話ばかりするのではなく、相手が話をしやすくなる雰囲気を作りましょう。
お互いの会社にケチをつけない
転職すると、お互いの会社の事情が違ってきます。
例えば今までの会社は残業がほとんどなく土日も休みで、2人が一緒にいる時間を十分確保できていたのに、転職先は残業が多く土日にも仕事をすることがある。
お盆休みや夏季休暇などの日数が違う。
転職して現場勤務になったから土日も関係なく勤務時間も日によってまちまち…などです。
もちろん、転職した側の環境が改善される場合もあります。
そんなときでも、お互い、相手の会社や仕事に対してケチをつけないことです。
残った側が、今までは仕事終わりも土日も会えたのに…なんでそんなひどい会社に転職なんてしたの?なんて絶対禁句です。
転職した側も、自分の職場環境が良くなったからといって、残った側に対して、早くあんな会社辞めれば?と言ったり、あの上司は最低だったな~とまだ相手が勤めている会社にケチをつけるのはNGです。
ケチをつけたところで改善するわけもなく、ただ喧嘩になるだけですのでご注意ください。
「仕方ない」で片づけない
片方が転職してしまうと、お互い焦りや不安を抱きます。
そんな時に色々なことを「仕方ない」というひと言で片づけてしまうと、一気にお互いの心の距離が離れてしまうので注意しましょう。
例えば、それまでは土日休みで土日にデートできていたのに、転職して土日も仕事が入ることがある。
そうなったときに、残った側の「会いたいね」というひと言に、転職した側の「仕事だから仕方ないよ」という返し。
これは絶対NGです。
「仕方ない」という言葉は万能ですが、言いすぎると、全て「仕方ない」で片づけてしまって、何も解決しようとしなくなります。
仕方ないのは十分承知しているでしょうから、仕方ないで片づけるのではなく、土日会えない分、平日の夜に時間作って会おう。今度の休みは出かけようなど、代替案を一緒に考えるように心がけましょう。
長続きのコツ|2人とも転職
社内恋愛で付き合って、どちらも同じタイミングで転職することはごく稀なことです。
ほとんどの場合、片方が転職して、少し経ってからもう片方も転職することになるはずです。
その場合でも、片方が転職した場合とコツは同じです。
積極的に話をする/話を聞く
お互い、片方が転職した時のことを思い出して、話をする/話を聞くようにしましょう。
お互い一度経験したことがあるのでやるべきことは分かると思いますが、2人とも転職したということは、先に転職した側も相手の会社の事情が分からなくなるということです。
2人とも転職した場合は、先に転職した側が、相手の話を聞くことを重視したほうがよいでしょう。
「仕方ない」で片づけない
これは片方が転職した時以上に禁句です。
お互いの会社の事情が、それまで以上に分かりづらくなってしまうのは当然ですが、だからこそ「仕方ない」で片づけないように気を付けなければなりません。
お互いの事情を共有することも大切です。
「これまで以上」に変える
お互いが転職してしまうと、お互いの事情が分からなくなりがちです。
その状態で、今までと会う頻度・連絡する頻度が同じままだと、遅かれ早かれ必ず、すれ違いが起きてしまいます。
付き合った当初は同じ会社という共通点があったものの、片方が転職→もう片方も転職となると、元同じ会社という共通点しか残らず、会話の内容も共通の話題が減ってきます。
そんな中で今までと変わらず過ごしていると、最悪の場合、会話がなくなります。
共通の話題もないし…と思って連絡する頻度を減らしてしまう。お互い時間が合わなくて会う頻度も減らしてしまう…そんな状態は非常に危険です。
長続きさせるには、あらゆることを、これまで通りではなく「これまで以上」に変えていく必要があります。
例えば、
・気が向いた時だけ連絡を取っていたけど、これからは特に用はなくても、その日会社で起きた出来事をマメに連絡する。
・テレビ電話なんてしたことなかったけど、顔を見るだけのためにテレビ電話をする。
・出かけてもカフェに行くぐらいだったけど、共通の趣味を持ってみる。
片方がこれまで以上に頑張るだけだと、いずれ疲れてしまいます。
お互いの「これまで以上」の努力が肝心です。
まとめ
社内恋愛中と、どちらも転職した時では状況が一変します。
社内恋愛だから通用していた共通認識が、共通認識ではなくなります。
だからこそ、コミュニケーション、努力が大切です。
せっかく同じ会社で出会えた相手なのですから、この先もずっと長続きさせて、最後には結婚までいきましょう。
以上、「社内(職場)恋愛|どっちかが転職したらどうする?長続きのコツを紹介」でした。
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