『嫌いじゃないけど別れてしまった』恋人のことが忘れられない…辛さを乗り越える方法とは?
「別れ」はどんな形でも、どんな相手とでも、辛いものですよね。
特に恋人との別れは、別れた後に一生会わないことや関わらないこともあり、相手への思いが強ければ強いほど辛いものです。
別れを選んだ理由は人それぞれあるでしょう。
今回は、約6年交際していた彼と、お互い好きだけど別れを選んだ私自身の経験談も含め、『嫌いじゃない』けど別れを選び、でもなかなか相手のことが忘れられなくて辛い…そんなとき、どうやって辛さを乗り越えればいいのか、ご紹介します。
無理に忘れようとしない
恋人のことが「嫌いじゃないけど別れた」ときは、別れた後一人になると、ふとした時に相手のことを思い出してしまいますよね。
例えば相手が好きだった食べ物を食べる時、思い入れのある物を使う時、相手の笑顔を思い出す…などです。
私自身も別れて3日間ぐらいは、度々相手との思い出がよみがえってきて、何度も泣きそうになってしまいました。
しかし、そんな傷心状態のときに、無理に相手を思い出さないようにしないと!とか、忘れようとすると、逆に思いが強くなってしまって、やっぱり別れなきゃよかったのかも…と後悔してしまうこともあるでしょう。
そうなると、別れた辛さ以上に、忘れられない辛さが襲ってきます。
そんなときは、「無理に忘れない」ことです。
数か月でも数年でも、好きで一緒にいた相手を明日からすぐに忘れられるはずがないんです。だから、自然と考えなくなるまでは、無理に忘れようとしなくていいんです。
一生この辛さが続くなんてことはありません。
また、忘れられないからといって法律に違反することもありませんし、寿命が早まることもありません。
人間は、嫌なことや辛いことをすぐに忘れられるほど器用ではありません。
それでも、時間はどんどん進むので、いつも通り日常を送っていれば時間が解決してくれるものです。
だから、忘れようとして苦しむよりも、「時間が解決してくれる」「無理に忘れなくていい」と自分に言ってあげましょう。
そうして日常を過ごしているうちに、いつか必ず思いは小さくなって、気づけば辛さを乗り越えられていますよ。
思い出に浸って感情を開放する
辛さを乗り越えたいのに、思い出に浸るってどういうこと?と思うかもしれません。
これは最も辛くて最もスッキリする方法です。
別れた後は、辛いから仕事に没頭したり、辛いから他のことを考えてみたりする人がいると思いますが、それだと例えば夜一人になったときに一気に辛さが押し寄せてきたり、逆にいつまでも相手を思い出してしまうこともあり、逆効果となる人もいます。
それは、自分が辛いと感じている感情としっかりと向き合わず、気持ちを解消できていないからです。
だから、相手との思い出にどっぷり浸る時間を作るのです。
これは何日間も続けるのではなく、2日間だけ、など自分で時間を決めましょう。
私が実践したのは、別れた次の日、失恋ソングや別れの曲をたくさん聞いて思いっきり傷心し、その日の夜には湯船に浸かってまた失恋ソングを聞いて号泣しました。
そういう時間をしっかりと作って辛さや寂しさと向き合ったことで、別れて4日ほど経った頃からはあまり相手のことを考えなくなりました。
人の感情は外に開放しないと、体や心に影響が出てしまいます。
だから、辛いと思ったら、その感情を、時間を決めて開放してみてください。
色んなことに没頭してみる
恋人が忘れられないのであれば、何かに没頭することで少しでも思い出す時間を少なくしてみると良いでしょう。
この方法は、物理的に思い出す時間を少なくしているだけで、「恋人を忘れる方法」ではないので注意してください。
趣味や仕事、運動、掃除など、没頭する対象はなんでも良いです。
没頭してみても、ふと相手のことを思い出してしまう瞬間があるかもしれませんが、それでもかまいません。少しでも思い出す時間が少なくなれば、いつかは相手のことを思い出す瞬間が減っていくでしょう。
何かしら行動する
辛いと思っていても時間は進んでいきます。だからこそ、自分自身も前に進まないといけません。
辛さを乗り越えて前に進むために、何かしら行動してみましょう。
例えば、今までずっと気になっていた場所に行ってみる、気になっていた習い事を新しく始めてみる、相手とは趣味が合わなくて試せなかった映画を見てみる、などです。
大きな行動でなくても、小さなことでもなんでもいいんです。例えばいつもと違う道で帰ってみる。久しぶりに旧友と会ってみる。マッチングアプリに登録だけしてみる。とかでも。
何かしら行動することで、そこから必ず新たな発見があるはずです。
ずっと気になっていたけど大したことなかったな。習い事始めてみたら意外な人と友達になれた。こっちの道は緑が多いんだな。世の中には色んな人がいるんだな。など、些細なことかもしれませんが、それは全てあなたが恋人と別れて行動してみたからこそできた発見です。
何かしら行動することで、相手を忘れることができるというよりも、辛さを少しだけカバーできるような発見ができるかもしれないということです。
他人で思い出を上書きする
他人に対する辛さは、極論、他人でしか乗り越えられないと言えるでしょう。
自分の感情と向き合ってスッキリしたり、趣味や仕事に没頭したり、何かしら行動したりすることで、辛さを小さくすることはできますが、趣味や仕事では、お互いを深く知り合って、笑いあったり楽しみを共有したり時には喧嘩したり…はできません。
つまり、他人に抱く感情は、他人で埋めるしかないのです。
例えば、仕事での上司への不満は、家に帰って飼っているペットに打ち明けても解消はしませんよね。同僚や後輩に打ち明けることで少しスッキリします。
それと同じです。
相手との楽しかった思い出は、別の人で上書きしない限り、ずっと残り続けます。相手とこういうことをして楽しかったな~と思うのは、別れてしまった時点で、あなたの中では相手との思い出が最新の思い出になるからです。
より新しい思い出を積み重ねることで、元恋人との思い出はどんどん奥に沈んでいって、気づいたら辛さを乗り越えられているはずです。
まとめ
嫌いじゃないけど別れた恋人との別れは辛くてたまらないです。
それでも無理に忘れようとせず、しっかり自分の感情と向き合い、何かに没頭したり、行動することで自然と辛さは小さくなります。
そして辛さを小さくできたら、また新しい恋を始めて、思い出を上書きしていってください。
一生この辛さが続くなんてことはありません。
いつか小さくなるから大丈夫、今は辛い時期だから、と自分を労わってあげてくださいね。
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