自営業/フリーランスの彼との結婚は不安?結婚する前の心がまえについて
世の中に色んな働き方が増えてきて、結婚の条件は、昔のように3高にこだわらない人も多いでしょう。
それでも、結婚相手が「自営業」や「フリーランス」となると話は別だ!という女性も多いですよね。
ですが、好きになった相手が自営業やフリーランスだったり、元々は会社員だったけど辞めてフリーランスになった、起業したなどと、
今自営業やフリーランスの男性と付き合っている方の事情は様々でしょう。
今回は、自営業やフリーランスの彼との結婚を考えているけど、色々と不安、結婚して大丈夫かな?と思っている方向けに、彼と結婚をする前の心がまえをお伝えします。
Contents
自営業/フリーランスが相手だと何が不安?
まずは、自営業/フリーランスとの結婚に対して、何が不安なのかを考えてみましょう。
私は現在フリーランス3年目の彼と付き合っていますが、実体験をもとに不安要素を挙げてみます。
収入が不安定
自営業/フリーランスの不安要素といえば、「収入の不安定さ」がまず考えられるでしょう。
会社員など、どこかに勤めている場合、最低限の基本給というものがあるわけなので、月によってバラつきが出るものは残業代だけです。
たしかに、ある月から突然残業禁止になり、残業代もゼロになれば、残業代を頼りに生活していたとしたら収入減は厳しいです。
しかし、自営業やフリーランスは決まった基本給がありませんから、ある日突然収入がゼロになることも可能性としてあるのです。
逆を言えば、会社員はどう頑張っても来月の給料を30万から50万には上げられませんが、自営業/フリーランスは稼げる月は100万単位で稼ぐことだってあります。
だとしても、自営業/フリーランスは収入が安定していないというところが不安要素のひとつです。
子供のことを考えられるか?
自営業/フリーランスの彼と結婚したとして、2人で生活する分には収入が少ない月でも節約したり、収入が多い月には貯金したり、ある程度自分たちの好きなように暮らすことができるでしょう。
しかし、子どもができたらそうもいかなくなります。
子どもは大きくなればなるほどお金がかかります。自分たちは我慢できても、子どもには我慢させたくないですよね。
そうなると、収入が不安定なのに子どもを産んで大丈夫なのかな?と不安になるでしょう。
親からの反対
自営業/フリーランスとの結婚は、親の反対も不安要素のひとつです。
女性の親が自営業の場合にはあまり反対されないかもしれませんが、自営業以外の公務員や会社員だった場合には、確実に反対されるでしょう。
親世代は今の時代以上に、「公務員こそ一番」と思っている世代なので、自営業やフリーランスなどは、ただ危険な存在であると思っています。
そんな危険な存在のもとに自分の娘を嫁がせるとなると、確実に難色を示します。
仕事を辞められない
自分の母親は専業主婦で、お母さんに憧れていたから、自分もいつかは仕事を辞めて専業主婦になろうかな…と思っている人も中にはいるかもしれませんが、自営業/フリーランスと結婚するとなると、話は別です。
女性自身が企業に勤めている正社員の場合、自営業/フリーランスは収入が不安定なので、自分だけは正社員として会社勤めを続けたいところです。
仕事を続けるのはいいとして、何らかの事情で仕事を辞めたくなったとしても辞められないという状況はかなり不安ですよね。
そもそも先の生活が不透明
色々な不安要素はありますが、そもそも自営業/フリーランスと結婚してどんな生活を送ることになるのか、先々の生活のイメージが湧かないという不安もあるでしょう。
親が自営業だとしたら少し想像はつくかもしれませんが、自分の親が公務員や会社員だったら、それに加えて母親が専業主婦だったら、ますます自分たちの暮らしのイメージができません。
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結婚前の心がまえ
自営業/フリーランスと結婚するにあたり様々な不安が考えられますが、それでも彼と結婚しよう!と思ったら、どのようなことに気を付けたら良いのか、心がまえについて考えてみましょう。
不安を押し込まない
自営業/フリーランスとの結婚は誰だって不安です。
色々な不安があり、それを共感できるのは、同じく自営業/フリーランスと結婚した女性だけです。
なかなか人には理解されない不安があり、人に話したとしても「大変そう」のひとことで終わってしまいます。もちろん親に話せば、そんな奴との結婚はやめておけ、となるでしょう。
その不安要素は、彼と解決するしかありません。
あなたが持っている不安は、彼も同様に抱えているはずです。
収入の不安定さや子供のこと、それを結婚前に不安に思ったのに、彼とろくに話し合いもせずに結婚してしまったとしたら、結婚してから確実にその不安は爆発します。
そうならないように、不安要素をどうしたら取り除けるか、どうしたら軽減できるかを2人で話し合うことが大切です。
例えば、子どもが欲しいけど収入が心配なら、子どもができるまでに月収が○万円到達しなかったら会社員になる、など、不安な状態にならないための2人のルールを作るのもひとつです。
自営業/フリーランスと結婚するなら、結婚前に不安を2人で話し合い、軽減させておきましょう。
苦労はつきもの
自営業/フリーランスとの結婚は不安がいっぱい。彼と結婚してやっていけるかな。結婚前にこんなに悩んでいて、結婚してやっていけるかな…と、さんざん悩むことでしょう。
ですが、自営業/フリーランス以外と結婚したところで、生まれも育ちも違う他人が夫婦として暮らしていく以上、悩みや苦労は誰にでも訪れます。
結婚して何十年、一回も悩んだことも苦労もないという人はかなりラッキーな人でしょう。
たしかに自営業/フリーランスとの結婚は収入面の悩みがあるかもしれません。
しかしそれは、公務員や会社員が自分たちの身分をおごっているだけで、誰にでも起こりうることです。
たしかに公務員や会社員は、自営業/フリーランスにはない様々な手当がありますが、それでも会社が潰れるリスクはゼロではありませんよね。
公務員だって、出世レースから落ちてしまえば一生、同じ職場で同じ仕事をして働くだけですし、災害などでその場所にいられなくなったら他にできる仕事を探さなければなりません。
このように考えると、普段から収入面に敏感になっていれば、いざというときでも大して苦労せず乗り越えられるでしょう。
自営業/フリーランスが相手だから、自分だけこんなに悩んでいるんだ…という考えはすぐに捨てましょう!
正社員を辞めない
自営業/フリーランスは収入が不安定だというのはお伝えしましたが、それ以外にも、自営業/フリーランスは、様々な手当がありません。
例えば女性は妊娠・出産のために会社を休んだとしても育児手当がもらえたり、体調を壊して会社をしばらく休んだとしても休業手当がもらえたり、会社によっては子供手当や家族手当がもらえるなど、様々な「手当」がもらえます。
逆に自営業/フリーランスはそのような手当はどこからももらえません。
例えば自分が専業主婦で、旦那が会社員だとしたら、妻は旦那の扶養に入っているので家族手当や子供手当はもらえますが、女性自身に手当は支給されません。
このように、自営業/フリーランスだけでなく、専業主婦も手当というものはどこからも出ないわけなので、今正社員として企業に勤めている女性は、絶対に会社を辞めるべきではありません。
会社員でいるだけで手当てがもらえるのですから、今の職場にこだわる必要はありませんが、なんとしてでも正社員を続けるべきです。
自営業/フリーランスは収入面の不安定さから、社会的信用が低いのが現状です。そんなときでも妻が正社員なら、例えば住宅ローンなども組みやすくなるでしょう。
自営業/フリーランスが相手なら、妻の正社員の特権を大いに活用すべきです。
ひとりで生きられる女性になる
自営業/フリーランスは収入が不安定なので、結婚して多くの女性が男性に求める「金銭面の依存」はしないと心に決めましょう。
これは会社員同士でもそうでしょうが、いつ何が起こるか分からない時代ですから、金銭面で相手に依存しすぎるというのは何かあったときにあなたが苦労することになります。
そういう意味でも正社員を辞めないべきですし、金銭面で相手に依存せずひとりで生きられる女性になれると、相手が自営業/フリーランスでも強く生きられるでしょう。
彼と結婚したらどう幸せになれるか考える
自営業/フリーランスとの結婚は、公務員や会社員との結婚とは違い、「なんとなく大変そう」というイメージをもってしまいがちで、色々な働き方が出てきている今の日本でもまだまだ羨ましがられる働き方ではないところがあります。
そんな仕事をしている彼と結婚して幸せになれるのかな?と不安に思うこともあるでしょう。
ですが、自営業/フリーランスというのはただの働き方であって、あなたが結婚しようとしているのは彼自身のはずです。
女性というのはマウンティングをしたがる生き物なので、相手の旦那がどんな仕事に就いているのか気になったり、自分の旦那の自慢話をしたがる傾向にあります。
ですがそれぞれの家庭にはそれぞれ事情があって、一見お金持ちで裕福な暮らしをしているように見える家庭でも、家の中では旦那が妻に暴言を吐き、妻はそれに必死に耐えているなんてこともあるかもしれません。
自営業/フリーランスであれ、公務員や会社員であれ、あなたが結婚しようとしているのは彼自身なのですから、彼との幸せを築ければ、彼の職業や他人のことなんて気にする必要はないはずです。
自分たちの幸せを考えて、結婚を決意しましょう。
番外編|彼以外も一度考えてみる
彼と結婚するときの心がまえなので、こちらは番外編としてお伝えします。
世の中には何万という男性がいます。今目の前にいる相手だけが結婚を許された相手ではありません。
彼との結婚が不安でやっていけるかどうか分からない。彼のことは好きだけど、やっぱり安定を求めたい。という方は、一度彼以外の男性を見てみるのも全然ありです。
方法は様々ですが、彼以外の男性を見てみて、また彼に戻りたいと思うなら、例えば彼以外の異性と食事に行ってみるなど、その程度の関係に留めておきましょう。
彼以外の男性も見ておきたい気持ちがあるなら、絶対に結婚前に見ておきましょう。
彼以外も見た上で、自分が大事にしたいのは収入の安定ではないんだと分かれば、あとは彼との結婚を決意するだけです。
まとめ
自営業/フリーランスとの結婚というのは、不安ばかりが思いついてしまいがちです。
でも、考えてみれば会社や国に依存しない働き方というのは、自分の武器を最大限活用して自分の力で稼ぐということなので、ある意味最強の働き方ではないでしょうか。
だからといって私自身も自営業/フリーランスになりたいという気持ちは一切ありません。ですが、お互いが全く違う働き方なら、片方の働き方のデメリットを、もう片方のメリットでカバーすることもできるのではないかと思っています。
さらに、会社員×会社員だと会社員的な発想しか浮かびませんが、自営業・フリーランス×会社員だと色んな発想が浮かび、子どもに対しても色んな働き方を見せてあげることができます。
自営業/フリーランスは不安もありますが、まずは何が不安なのかを挙げてみて、その不安は2人で解決し、2人の幸せのために結婚しましょう。
以上、「自営業/フリーランスの彼との結婚は不安?結婚するための心がまえとは?」でした。
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