富士登山初心者|体力ないけど登れる?持ち物・服装・トイレ事情
一生に一度は富士山に登ってみたいという方、意外と多いのではないでしょうか。
私も、そんな一人でした。
私は初心者ながら、2018年夏に富士登山に行きました。
行くと決めたものの、体力には自信がないし、
持ち物やトイレはどうなのか?気になることがたくさんありました。
今回はそんな気になるポイントを解決していきましょう。
富士山の事前知識
富士山に登ってみたい!と気軽に思っても、実際に行動に移すのは、なかなか大変です。
そんな方のために、まずは富士山について簡単にご紹介します。
富士山は、ご存知の通り、標高3776mの日本一高い、活火山です。
静岡県と山梨県に跨っています。
富士山は標高がこれだけ高いので、9月頃でも山頂では雪が降ることもあり、
年中登れる山ではありません。
富士登山は7~9月までがシーズンです。
1年で2ヶ月しか登るチャンスがない山なんです。
体力ないけど登れる?初心者にはツアーがおすすめ
体力がないけど富士山なんて登れるのかと不安でいっぱいの方も多いと思います。
ですが、富士山は体力勝負ではありません。
どれだけ体力がある方でも、登り方を間違えると登頂できません。
とはいえ体力がない初心者の方は、絶対、
ツアーで行くことをお勧めします。
富士山は、高山病になるリスクが非常に高いと言われています。
実際に私が参加したツアーでも、3割ぐらいの方が高山病になり、
途中でリタイアしていました。
高山病は、体内の酸素濃度が急激に低くなることが主な原因で、
初心者が個人で登ると、無理をしてしまい、
高山病になるリスクも高くなります。
ツアーだと、ガイドさんがペース配分を考慮してくれますし、
適度な休憩を取ってくれ、もし高山病のような症状が出たとしても、的確な判断をしてくれます。
なので、体力に自信がない女性や体力自慢の男性も、
とにかく初心者の方は、ツアーで行くことをお勧めします。
富士登山の持ち物と服装は?
富士登山には欠かせない持ち物と服装をご紹介します。
持ち物
【必須アイテム】
☆ザック(リュックのこと。登山用の大容量のものがお勧め)
☆雨具(レインウェア。普通のレインコートではNG。)
☆ヘッドライト(予備の電池も)
☆登山靴(トレッキングシューズ。スニーカーは滑るためNG。)
☆防寒着(軽量のダウンジャケット、ウィンドブレーカーなど)
☆軍手 or 手袋(防寒用+怪我防止のため)
☆靴下(長め、厚めのもの)
☆タオル
☆飲み物(500mlを3本ほど)
☆飴やチョコ(すぐに栄養補給できるもの)
☆ストック(2本あればベスト)
☆小銭(100円玉を15枚ほど)
☆ダウンジャケット(軽くてコンパクトなもの)
必須アイテムだけでもこんなにあります。
【あると便利なアイテム】
・ビニール袋(ごみ入れ用や地面に座るとき用に。)
・着替え
・常備薬
・ウェットティッシュ(トイレには基本的に手洗い用の水がないため)
・汗ふきシート(多少汗もかきます。)
・酸素缶、食べる酸素(気休め程度に持っておくと安心。)
・サングラス(日差しがまぶしいです)
・帽子
・ネックウォーマー
・時計(スマホの時計でもOK)
・絆創膏
富士山は頂上に近づけば近づくほど寒くなります。
さらに、朝になれば日差しも強くなります。暑さ、寒さ対策を万全にしましょう。
これらのアイテムを全てそろえるには、かなりのお金がかかりますので、
知り合いに借りたり、専門店でのレンタルがお勧めです!
服装
・Tシャツ
・インナー(上下、速乾タイプがお勧め)
・ハーフパンツ or ジャージ
登り始めはTシャツ+インナーと、ハーフパンツ(できればジャージ)+インナーでも問題ないですが、
7合目あたりでも寒く感じますので、
気温によって、ウィンドブレーカーやダウンジャケットを着るなど、
調節しやすい服装で行くことをお勧めします。
富士山のトイレ事情
富士山のトイレは、他の山に比べると比較的整備されていて、
綺麗だと事前に聞いていました。
実際には、思っていたよりは綺麗でした。
富士山のトイレでは、整備代として使われる、
使用料200円が必要になります。
その分整備が行きとどいているのかもしれません。
私は、あまりにも汚いトイレは控えたいタイプですが、
山のトイレにしては十分でした。
しかし、潔癖症の方にはきついかなと思います。
トイレには基本、手洗い用の水がありませんでした。
ウェットティッシュは必須ですが、潔癖な方は石鹸で手を洗いたいものです。
富士山のトイレは決して汚くありませんが、
潔癖症の方は注意が必要です。
まとめ
富士山に登りたいと思っても、
体力が持つか不安で踏み出せないという方も多くいるかもしれませんが、
富士山に登頂できるかどうかに体力は関係ありません!
多くの不安があっても、一歩踏み出せば、素晴らしい景色に出会えます。
皆さんも一歩踏み出して、
登らないと経験できない貴重な体験をしてください。
以上、「富士登山初心者向け|体力ないけど登れる?気になる持ち物・服装・トイレ事情」
についてご紹介しました。
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